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検索名 Iris tectorum(tectorum=屋根の意味)=いちはつ
和名 イチハツ
漢字表記 鳶尾/一八/逸初
別名・異名 スイラン(水蘭)/コヤスグサ
古名
語源 和名は、アヤメ類の仲間では最も早く開花することから「逸初」といわれたとか。/属名は、ラテン語で「虹」の意。/種小名は、「屋根に生ずる」の意。
学名 Iris tectrum Maxim.
英名 roof iris
仏名
伊語 拙庭にて
西語
葡語
漢名 鳶尾
植物分類 アヤメ科アヤメ属
園芸分類 多年生草本
用途 庭植え/鉢植え/薬用
原産地 中国中央部~ミャンマー北部
花言葉
解説 花色は、青・白。花弁の中央に鶏のとさか状の突起物があるのが特徴。
履歴 イチハツはアヤメ科の多年草である。草丈は30~50㎝程度。葉は剣形で葉先が尖り、隆起した葉脈が目立つ。5月頃、白または青色の花を見せる。我が国へはかなり古い時代に渡来している。平安時代の文献にも見られる。上の写真に見られるように、葉姿が剣状のため、古来より、藁屋根に植えると大風から守ってくれると信じられてきた。学名に見られるtectorumとは「屋根」の意であるが、マキシモヴィッチが上述の俗信から「屋根のアイリス」として学名をつけている。
県花・国花
古典1
古典2 『本草和名』、『倭名類聚鈔』、『下学集』、『物品識名』
季語
備考
『パイプのけむり』 巻数 頁数 タイトル
18 180、181 「いちはつ」